No.4-秘密保持義務の有効期間

Q.秘密保持義務の有効期間はどのくらいが望ましいでしょうか?

A.秘密保持義務の有効期間は、通常2年から5年程度が一般的といえます。これは、秘密保持義務の有効期間を長目に設定すると、情報管理がおろそかになることによります。

ただし、秘密情報に個人情報が含まれている場合には、慎重な対応をとる必要があるため、無期限の秘密保持期間を定めるべきです。

なお、有効期間を不必要に長期間にしたりすると、不当に経済活動を妨げていると評価され、公序良俗違反になり無効となる可能性があります。